ネザーランドドワーフにとって、牧草は主食です。
健康な歯や腸内環境を保つために、毎日たっぷり食べてほしい大切なごはん。
でも、牧草にも種類がたくさんあって、
「どれを選べばいいの？」「うちの子が食べない…」と悩むこともありますよね。
うさぎ（特にネザーランドドワーフ）にとって大切な牧草について、種類・特徴・選び方・与え方・保存方法・注意点など、詳しくご紹介しますね。
うさぎの健康を支える！牧草の基本知識
うさぎは本来、野草などの繊維質が豊富な食べ物を主に食べてきた草食動物です。
牧草をしっかり食べることで…
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歯の伸びすぎ防止（不正咬合予防）
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腸の動きを促進（うっ滞予防）
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肥満予防やストレス軽減
など、健康を維持する上でとても重要な役割を果たします。
常に食べ放題の状態にしておくのが基本です！！
今回は、代表的な牧草の種類とそれぞれの特徴をわかりやすくまとめました。
1. チモシー（ティモシー）
うさぎさんの定番！まずはこの牧草からスタートするのが基本です。
刈り取り時期によって種類が分かれます
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1番刈り：茎が太く繊維たっぷり → 歯の健康・お腹の調子を整えたいときに。
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2番刈り：葉と茎のバランスが良い → 食べやすさと栄養バランスを重視する子に。
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3番刈り：葉が柔らかめで香りが良い → 繊維は少なめだけど嗜好性が高い。
低カルシウム・高繊維質で、成うさぎの主食に最適。
どの刈り取り時期を選ぶかは、うさぎさんの年齢や好み、体調に合わせて選びましょう。
2. アルファルファ
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特徴：たんぱく質とカルシウムが豊富な栄養たっぷりの牧草
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おすすめの時期：赤ちゃんうさぎ（生後6ヶ月くらいまで）や妊娠・授乳中のうさぎ
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注意点：成うさぎにあげすぎると、カルシウム過多になることもあるので少量にとどめて。
3. オーツヘイ（オーツ麦の牧草）
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特徴：イネ科の牧草で香ばしい香りで嗜好性が高く、繊維質も豊富。
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食感：チモシーより柔らかめで、食いつきが良いことが多い
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おすすめポイント：チモシーをなかなか食べてくれない子の代替や、気分転換に少し混ぜてあげるのも◎
4. イタリアンライグラス
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特徴：香りが甘く、柔らかい葉が多め
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おすすめポイント：食いつきが良く、特に好き嫌いの激しいうさぎさんに人気
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注意点：繊維質はやや低めなので、主食というよりは補助的な位置づけで
牧草選びのポイント
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香り・見た目・新鮮さをチェック
→ 緑色がしっかりしていて、香りが良いものがおすすめ。
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うさぎさんの好みに合わせる
→ 種類によって好みが分かれるので、少量ずつ試してみましょう。
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繊維質を意識する
→ 歯の健康・腸の動きを支える大切なポイント！
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いつでも食べ放題にしておく
→ 空になっていたらすぐに補充。これが健康維持のコツです。
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繊維質が豊富（20％以上）なものを選ぶ
→ 歯の伸びすぎや毛球症を予防します。
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茎・葉・穂がバランスよく含まれているかを見る
→ それぞれ好みが違うので、いろいろ試してみて。
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粉が少なく、香りが自然なものを選ぶ
→ 鮮度が良く、安心して与えられます。
ちろるの大好物！おすすめ牧草３選＋１(嗜好品)
うちの子にぴったりの「主食」を見つけよう！
でも、「どの牧草を選べばいいの？」と迷ってしまうこともありますよね。
そこで、我が家のちろるちゃんのおすすめ牧草3選をご紹介します！
1．【 スーパープレミアムチモシー1番刈り牧草500g（シングルプレス）】
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おすすめポイント
・太くてしっかりした茎で、歯の健康に◎
・香りが強く、食欲を刺激する
・粉や細かい葉が少なく、掃除しやすい
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食いつき傾向：
・歯ごたえがあるので、よく噛む子に向いています
・初めてのうさぎにも人気の高い定番牧草
２．【 カナダ産プレミアムチモシー1番刈り 500g】
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おすすめポイント
・香りがさわやかで、自然な色味
・茎も穂もバランスよく入っている
・比較的手ごろな価格で、続けやすい
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食いつき傾向：
・うさぎの好みが分かれにくい、バランス派
・初心者さんに特におすすめ
３．【 ウィートヘイ 500g】
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おすすめポイント
・牧草嫌いの子のきっかけ牧草◎
・食欲が落ちたときの補助牧草として
・おやつとしても与えられる
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食いつき傾向：
・繊維が少なめでやわらかく、食べやすい
・嗜好性が高く、食いつきアップ！
＋１．【 アルファルファキューブ牧草 300g（おやつ牧草）】
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おすすめポイント
・カルシウム・タンパク質が豊富
・成長期や食欲のない子のサポートに最適
・ガジガジ楽しくストレス解消しながら栄養もとれる
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注意点
・栄養価が高いため、与えすぎない(おやつやご褒美程度に)
私は楽天市場のショップで、牧草各種500g×6パックの大容量セットをまとめて購入しています。
初めての牧草をあげるときは、うさぎさんのお口に合うか分からないこともありますよね。
そんなときは、まず「お試しサイズ（100g）」で様子を見るのがおすすめです。
気に入って食べてくれるようなら、まとめ買いで新鮮なうちにローテーションしながら与えると、うさぎさんも飽きずに楽しめると思います。
牧草の保管方法
適した保管場所
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直射日光が当たらない場所
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湿気の少ない涼しい場所
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高温多湿はNG！ カビや風味の劣化の原因になります
補完容器の工夫
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密閉容器やジップ付き袋に入れて空気を遮断
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空気をなるべく抜いて保管すると香りや品質が長持ちします
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市販の「牧草保存袋」や「ブリキ缶」もおすすめです
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一度に全部出さず、1週間分くらいを小分けにして使うと便利＆衛生的です
冷蔵庫保管は？
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湿気が入りやすく、かえってカビのリスクがあるので 基本的にはNG
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どうしても暑い時期で気になる場合は「乾燥剤＋密封」で冷蔵庫の野菜室などに一時的に保管するのはOKです（ただし出し入れ時の結露に注意）
牧草を食べない時の工夫
「牧草をあまり食べない」「急に食いつきが悪くなった」そんな時に試したい、ちょっとした工夫をご紹介します。
１．種類を変えてみる
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チモシー1番刈り → 2番刈りや3番刈りに
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ウィートヘイやオーツヘイなど別の草種を試してみる
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少し柔らかめの牧草の方が好みの子もいます
２．色んな牧草をブレンドする
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いつもの牧草に「香りの強いもの」を混ぜてみる
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飽きやすいうさぎさんにはローテーションやブレンドが有効です
３．香りを立ててみる
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牧草を少量手のひらでもみほぐしてから与える
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香りが立って食欲をそそることがあります
４．入れ物を変えてみる
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牧草入れの高さや形を変えるだけでも反応が変わることがあります
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「床にそのまま置く」「吊るす」など、工夫してみましょう
５．食事環境を見直す
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トイレの近くだとイヤがる子も
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牧草のそばにお気に入りのアイテムを置くなど、安心できる場所に
６．体調チェック
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食べない原因が「歯のトラブル」や「体調不良」のこともあります
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数日様子を見ても改善しない場合は、早めに病院へ！！
ネザーランドドワーフの健康を支える「牧草」は、種類によって食べやすさや栄養バランスが違います。
「食べてくれるものを見つけること」と「繊維をしっかり摂れること」のバランスが大切です。
色々な種類を少しずつ試しながら、うさぎさんのお気に入りを見つけてあげてくださいね。
