ネザーランドドワーフは、小さな体にたっぷりのエネルギーを秘めた、とても活発で繊細なうさぎさんです。そんなネザーランドドワーフの健康を支えるのが、毎日のごはん。
今回は、分かりやすく「ネザーランドドワーフのエサ事情」についてご紹介します。
1. 基本の食事は『牧草』+『ペレット』
ネザーランドドワーフの主食は、「牧草」と「ペレット」の2本柱です。
牧草(チモシー)
牧草はうさぎにとっての主食であり、健康維持のカギとなる存在です。
消化器官の働きを助け、歯の伸びすぎを防ぐために欠かせません。
特にチモシー1番刈りなど繊維質が豊富なものを選ぶのが理想です。
以下のような効果があります:
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消化を助け、腸の動きを促す
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かじることで歯の伸びすぎを防ぐ
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ストレス解消や暇つぶしにもなる
牧草は常に食べ放題にしておくのが理想です。
常に新鮮な牧草が食べられるように、牧草入れが空になったらすぐに補充してあげましょう。
食べ残しが出ても、その都度新鮮なものに取り替えてあげると◎。
ちろるは、1番刈りチモシーとウィートヘイが大好きです!
朝、牧草入れに補充しても昼過ぎには空になってるので、こまめに補充をしてあげないといけません。
牧草はすぐ無くなるので、楽天市場のこちらのショップでいつも大量に購入してます!
ペレット
ペレットは、栄養バランスを整えるための補助食。
あくまで牧草が主食で、ペレットは「栄養補給のサポート役」として考えましょう。
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1日に与える量は【体重の約2〜3%】が目安
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朝・夜の2回に分けて与えると生活リズムも整います
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高カロリーなものやおやつ系ペレットは控えめに
ペレットは、原材料や成分表示もチェックするのが安心です。
お迎えしてからしばらくは、お迎えしたショップのオリジナルペレットを与えていましたが、チモシーを購入した際に、おまけで付いてきた試供品を与えたところ、とても喜んで食べていたので、こちらに変更しました。
ころころの大きなうんちも出て、ちろるのお腹の調子もいい感じです!!
2. 食事の与え方と健康管理
食事は、うさぎの健康チェックにもつながります。
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牧草の減りが悪い
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ペレットの食いつきが急に悪くなった
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お水をあまり飲まない
- 好きだったおやつを残す
こうした変化があれば、早めに動物病院で相談することをおすすめします。
うさぎは体調不良を隠す習性があるため、「いつもと違う」を見逃さないことが大切です。
3. ペレット選びのポイント
うさぎの好みや体質に合わせて、ペレットの種類は慎重に選びましょう。
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幼い頃から慣れ親しんだものを続ける
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アルファルファ主原料は成長期向き、成うさぎにはチモシー主原料が◎
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食いつきが悪い時は、少量ずつ別の種類を試す方法も
初めてネザーランドドワーフをお迎えした時は、その子が育ってきた環境で使われていたペレットをそのまま使うのがベストです。
例えば、うさぎ専門店でお迎えした場合は、そのお店オリジナルのペレットが使われていることも多いですし、ホームセンターやペットショップなら、スタッフさんにどのペレットを与えていたか確認してみてください。
ちょっとしたフードの変化で食いつきが良くなることもあるので、様子を見ながら工夫していきましょう。
うさぎ専門店では、年齢や体調に合わせたペレットを提案してくれることもあるので、迷ったときは相談してみてくださいね。
4. おやつの扱いには注意を
うさぎ用のおやつ(ドライフルーツ、野菜チップなど)は、食べすぎると肥満や消化不良の原因になります。
与えるとしてもごく少量・ごほうび程度にとどめておきましょう。
おやつを与えるときのポイント
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1日1〜2粒までを目安に
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ペレットや牧草をちゃんと食べたごほうびに
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新しいおやつは、少しずつ試してアレルギーに注意
ネザーランドドワーフの毎日の食事は、「牧草をたっぷり+必要な量のペレット」が基本です。
食べることは健康のバロメーター。
いつもと違う様子があれば、早めに気づいてあげることが大切です!
しっかり食べて、元気いっぱいに過ごせるように、毎日のごはんタイムを丁寧に見守ってあげましょう。